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米に迫る前代未聞「カテゴリー5」最強ハリケーン「ミルトン」 日本と違う評価、命名方法

産経ニュース / 2024年10月8日 12時56分

メキシコ湾の大型ハリケーン「ミルトン」は7日、台風の強さを示す5段階で最強の「カテゴリー5」となり、さらに勢力を強めて米南部に迫りつつある。米CNNによると、専門家はミルトンを「前代未聞」と指摘。米南部は先月下旬にハリケーン「へリーン」により、過去50年で2番目に多い235人以上の犠牲者を出したばかりで、現地報道によると、自然の猛威の再来に現地は北部への避難車両の渋滞などで混乱をきたしている。

米国でのハリケーン評価と日本の台風評価は違いがある。

日本では最大風速以外に毎秒風速15メートル以上の風が吹く強風域の大きさを区分に加えるが、米国は最大風速のみで判断を下す。カテゴリー5は秒速70メートル以上で多くの建物で屋根が壊れるとされる。

また、日本は国際基準に則り、10分間の平均最大風速で数値を出すが、米国は1分間の平均風速で評価する。そのため、日本の平均風速は米国の88%ほどとされ、一般的には米国の最大風速の方が大きい値になる。

命名についても違いがある。日本は単純に数字を冠するが、米国は熱帯防雨風についてA~Wまでの21のアルファベット順に命名された名前リストがあり、6年間で一巡する。米南部に迫っている「ミルトン」の次の熱帯高気圧は「ナディーン」といった具合だ。

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