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阪神大震災でひしゃげた銀行、割れ窓から垂れるブラインド 建て替えビルは今は空きビル 写真でたどる30年 阪神大震災の記憶④

産経ニュース / 2025年1月5日 7時0分

震災で大きな被害を受けた支店は、震災後は立て替えたビルで営業していたが令和4年に神戸支店に統合され、現在は空き店舗となっている

ビルの一部が巨大な力で押しつぶされるようにひしゃげた三菱銀行兵庫支店(現三菱UFJ銀行)。割れた窓から飛び出したブラインドが、不気味に垂れ下がる。兵庫支店は震災後も立て替えたビルで営業していたが令和4年に神戸支店に統合され、現在は空き店舗となっている。

平成7年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源に震度7を記録した阪神大震災。6434人が亡くなり、負傷者は4万3792人に達した。震災から間もなく30年、街は復興し災害の傷は癒されたようにも見える。30年の被災地の変化を写真で振り返る。(土井繁孝)

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