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台風が「消滅」?SNS投稿相次ぐ 熱帯低気圧化は週末以降、気象庁が警戒継続呼びかけ 

産経ニュース / 2024年8月30日 18時37分

気象衛星ひまわりが撮影した29日午前5時時点の画像。九州地方にかかる台風10号の渦が確認できる(気象庁のウェブサイトから)

ゆっくりとした速度で東へ進む台風10号を巡り、SNS上で30日、台風が「消滅した」という投稿が相次いだ。気象衛星ひまわりの画像上で台風の渦が見えにくくなっていることなどを踏まえたとみられる。ただ、台風は現時点でも基準の風速を維持して存在している。気象庁は勢力が弱まって熱帯低気圧になるのは週末以降と予想し、警戒の継続を呼びかけている。

「台風が消えた。拍子抜け」「テレビの情報はフェイクじゃないか」。X(旧ツイッター)上では、30日午前ごろからこうした内容の投稿が続き、「台風消滅」というワードが一時トレンド入りした。

気象庁のウェブサイトにある気象衛星ひまわりの画像では、29日午前5時の段階では九州地方にかかる台風10号の雲の渦がはっきり見える状態だったが、同日午後ごろからわかりにくくなり、30日には、一見するとどこに台風があるのか不鮮明な状態となった。

勢力が弱まったことで、衛星画像で捉えにくくなったとみられるが、気象庁によると30日午後3時現在の最大風速は秒速18メートル。熱帯低気圧のうち、発達して同17・2メートル以上になったものが台風と呼ばれるため、10号は基準を満たし、台風として存在している。

同庁は10号について、9月1日には熱帯低気圧に変わる見込みと予想する。引き続きの警戒に加えて、熱帯低気圧になってからも大雨などに注意が必要としている。

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