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石破茂首相が能登の豪雨災害被災地を視察、「激甚災害」指定を表明 防災庁設置に意欲

産経ニュース / 2024年10月5日 18時56分

避難所を視察する石破茂首相(中央左)=5日午後2時16分、石川県珠洲市の市立大谷小中学校(代表撮影)

石破茂首相は5日、石川県を訪れ、元日の能登半島地震からの復旧途上に、9月の記録的豪雨に見舞われた被災現場を視察した。首相は豪雨被害について、復旧事業の国庫補助率を上げる「激甚災害」への指定を表明。持論の「防災庁」設置に向け、来年度予算案で内閣府防災担当の予算と人員を飛躍的に拡充する考えを記者団に示した。

半壊家屋の解体も特例的に自己負担ゼロとするなどの支援措置も示した。4日には、10月中旬をめどに追加の予備費措置を講じるよう関係閣僚に指示している。

首相は記者団に対し、全国的な防災態勢について「いまなお多くの先進国のような、数時間でトイレやキッチンカー、テントが来る態勢には遠い。これから全国に備蓄を整えていく」と述べ、地理的条件などに左右されず、支援が行き届く態勢の構築を急ぐとした。

首相は就任5日目で初の国内視察。同県輪島市と珠洲市の被災現場や避難所を回った。避難者に「地震や水害で心が折れそうになったとき、できるだけいい環境を作るのは政府の仕事だ」と語り掛け、両膝をついて要望などを聞き取った。

一方、立憲民主党の野田佳彦代表も5日、石川県の被災地を視察した。記者団に対し、防災庁構想に疑問を呈したうえで「早く補正予算を組むという現実対応の方が先ではないか」と語った。

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