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「いつまで続くのか」200世帯に避難勧告、住民から不安の声 埼玉・八潮の陥没事故

産経ニュース / 2025年1月29日 17時9分

埼玉県八潮市の県道交差点で陥没した道路にトラックが転落した事故は、29日も運転手の救助作業が続いている。この事故で市は、地中のガス管が破裂するなどして、半径200メートルの約200世帯に避難勧告を出しており、現在、住民は市役所に避難するなどしている。

29日午後、事故現場から50メートル付近のアパートに住む男性会社員(24)は、「昨日は何が起こったか最初は分からなかったが、人だかりで事態を把握した」と振り返った。規制線内の自宅に荷物を取りに帰り、その後、避難先の市役所に帰るというが、「いつまで避難が続くのか」と不安な様子。また、29日は事情を話し休暇を取ることができたが、今後、市役所から通勤することも心配という。

事故の影響は大きく、避難住民以外にも、現在、この下水管を利用している12自治体に下水の利用制限を呼び掛けており、影響は12市町の計約120万人に及んでいる。

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