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駅舎の天井から5・4キロ石膏ボート落下 改札口近く 和歌山・南海東松江駅

産経ニュース / 2024年7月2日 10時26分

石膏ボードが落下した東松江駅の天井部分(南海電鉄提供)

1日午前8時10分ごろ、和歌山市松江東の南海加太線東松江駅で、駅舎の天井から、石膏(せっこう)ボードの一部(縦横約90センチ、厚さ約9・5ミリ、約5・4キロ)が剥がれ、約2・5メートル落下した。落下地点は改札口の外側付近だったが、けが人はいなかった。

同社によると、「谷樋」と呼ばれる樋から雨水が天井裏に浸み込み、石膏ボードが水分を含んで重みに耐えられず落下したとみられるという。5月に行った定期点検では異常はなかった。同社は天候が回復してから詳しい原因を調べるとともに、谷樋が天井付近にある他の駅についても点検を行うとしている。

同駅は無人駅で、利用者が和歌山市駅の駅員に連絡した。

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