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阪神大震災の脅威、活断層が水平に210cm上下に140cmずれた 30年後の野島断層 写真でたどる30年 阪神大震災の記憶③

産経ニュース / 2025年1月4日 7時0分

震災直後の野島断層と現在の様子

野島断層は阪神大震災の震源となった活断層。淡路島北部の北淡町(現淡路市)から一宮町(同)の約9キロにかけて断続的に地表に現れ、水平方向に最大210センチ、上下方向に最大140センチのずれが生じた。北淡震災記念公園の野島断層保存館では、断層の一部となる140メートルを保存・展示する。巨大な断層が地震のすさまじさと脅威を今に伝える。

平成7年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源に震度7を記録した阪神大震災。6434人が亡くなり、負傷者は4万3792人に達した。震災から間もなく30年、街は復興し災害の傷は癒されたようにも見える。30年の被災地の変化を写真で振り返る。(土井繁孝)

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