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警戒レベル4は「危険警報」に 気象庁検討会が防災気象情報の改善策まとめる

産経ニュース / 2024年6月18日 16時39分

防災気象情報の名称見直しを進める気象庁などの有識者検討会(座長・矢守克也京都大教授)は18日、災害種別ごとに危険度を示す5段階の警戒レベルで4相当を「危険警報」とするなどの改善策をまとめた。複雑になった現在の情報を単純化して避難行動を促す。気象庁などは今後、必要な法改正や周知期間を経て令和8年度の梅雨期までの運用開始を目指す。

新たな防災気象情報は河川洪水▼大雨による浸水など▼土砂災害▼高潮-の4種別について、5段階のうち2~5の警戒レベルを下から注意報、警報、危険警報、特別警報の4段階に整理。それぞれにレベル数を冠し、「レベル3大雨警報」「レベル4土砂災害危険警報」などとする。

5月に示した案では、レベル3、4を両方とも「警報」としていたが、最終的なとりまとめではレベル4を「危険警報」として区別した。

また、警戒レベルに相当しない情報も、「記録的短時間大雨情報」などの緊急性の高い「気象防災速報」と、網羅的に解説する「気象解説情報」に分類して発表する。

災害の激甚化や技術の進展で情報の種類が増えた一方、数が多く名称も分かりにくいとの問題が指摘され、令和4年から検討会で議論してきた。

気象庁は気象業務法や水防法などの法改正を含めて国土交通省と今後、詰めの協議を行う。

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