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宮崎震度5弱地震 南海トラフ地震臨時情報「調査中」を発表 気象庁

産経ニュース / 2025年1月13日 22時34分

宮崎県で13日午後9時19分ごろ、震度5弱を観測した地震で、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を発表。評価検討会を開き、南海トラフ巨大地震との関連について調査を始めたと明らかにした。

臨時情報は近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震を念頭に、想定震源域付近でマグニチュード(M)6・8以上(速報値)の地震が起きた場合などに出される。昨年8月に宮崎県南部でM7・1の地震が発生し、運用開始以降、初めて発表された。今回はM6・9と発表された。

最初に「調査中」の臨時情報が発表された後、気象庁の専門家会合が開かれる。速報値よりも正確なマグニチュードを基におおむね、M8・0以上の地震発生時は「巨大地震警戒」▽M7・0以上の地震発生時か、プレート境界で通常と異なる「ゆっくりすべり」(揺れを感じない程度の地殻変動)が発生した場合は「巨大地震注意」▽それ以外は「調査終了」―の臨時情報が、それぞれ発表される。

南海トラフは、東海から九州地方にかけての太平洋側に延びる浅い海溝。過去にM8級以上の巨大地震が繰り返されており、政府は過去の発生間隔などから、今後30年以内に70~80%の確率で起きると予測。想定する死者・行方不明者数は、最悪の場合で約32万3千人に達する。

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