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埼玉陥没 県が日中の水使用を控えるよう呼び掛け 4日で発生1週間、本格救助作業進まず

産経ニュース / 2025年2月3日 20時28分

埼玉県八潮市で県道が陥没してトラックが転落した事故で県は3日、トラックを運転していたとみられる男性(74)の救助作業のため4日午後2~5時、可能な限り水の使用を控えるように呼び掛けた。対象は事故原因となった下水道を使用している12市町約120万人。救助のための環境整備に向け、制限によって水位がどの程度下がるかなどを確認するという。

事故は4日で発生から1週間となるが、陥没した穴の底に下水とみられる水がたまっており、本格救助作業は止まったまま。県は合わせて水を避けて重機を入れるため新たなスロープ造成にも着手している。

県によると、穴にたまっている水は、下水道管内に堆積した土砂を下水の流れが乗り上げるなどの際に、管の破損部分から一時地表に出ているものとみられる。この水の影響で足場が崩れるなどの恐れがあるため、本格的な救助作業は中断している。

下水道管内の堆積物の状況などを調べるため県は3日、下流から飛行タイプのドローンを下水道管内に入れての調査を試みたが、うまくいかなかった。4日は制限で水位が下がったところで船型ドローンを使って調べるという。

県は調査とは別に、新たなスロープの造成を急いでいる。消防はこの新スロープが完成し安全が確認でき次第、本格的な救助作業に着手するとしている。

事故は28日朝に発生。県によると、事故直後には下水がほぼ流れない状況になった。崩れが土砂が下水道管に流入したためとみられる。29日未明に一時期流れがほぼ正常になった。その後、流量は増減を繰り返しているという。

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