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防災への「関心高まった」6割も非常食など入れるバッグ準備は半数以下 アマノフーズ調査

産経ニュース / 2024年11月20日 21時1分

「アマノフーズ」ブランドでフリーズドライ食品を展開するアサヒグループ食品は、防災バッグに関する意識調査結果を公表した。昨年より防災に関心が高まったとの回答が約6割に上ったが、非常食などを入れる防災バッグを備えているのは約半数にとどまる実態も明らかになった。

同社は10月、ライフラインが半日以上止まるなどの被害に遭った被災経験者400人を含む全国20~70代の男女計800人にインターネットを通じて意識調査を行った。

「昨年と比べて防災への意識が高まったと思うか」との質問に62・4%が「そう思う」か「ややそう思う」と回答。具体的に取った対策は「非常食・食料・生活必需品の備蓄」が53%で最多だった。非常食について被災経験者の33・8%が「賞味期限が切れていた経験がある」とも答えた。

一方、非常時の持ち出しに便利な防災バッグについては47%が「準備していない」と回答し、今年準備したのは5・8%にとどまった。

被災経験者に非常食選びで重視する点を聞いたところ、「常温・長期保存可能」35・5%▽「おいしい」19・3%▽「調理不要」16・8%-の順。「避難生活で精神的に落ち着けた食べ物」は「ご飯」50%▽「みそ汁」45・9%▽「即席めん」24・4%-だった。

今年は1月の能登半島地震や、8月に発表された南海トラフ巨大地震の臨時情報など防災に関する報道が多く、意識が高まったとみられる。商品を監修する防災士の岩野祥子(さちこ)さんは「年末年始の機会に家族で対応を話し合ったり、防災バッグの中身を見直したりしてほしい」としている。

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