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能登の被災地包む温かな光 輪島の仮設住宅で鎮魂の紙灯籠

産経ニュース / 2024年7月1日 20時51分

震災から半年に合わせて仮設住宅の敷地内で行われた追悼行事「紙灯籠メモリアル」=1日午後7時31分、石川県輪島市(渡辺恭晃撮影)

能登半島地震から半年となった1日夜、石川県輪島市町野町の仮設住宅付近で犠牲者を追悼する「紙灯籠メモリアル」が行われた。住民らが復興への思いを記した紙灯籠約400個が点灯すると、発生日を表す「1・1 NOTO」の文字が暗闇に浮かび上がった。

地元の有志らの呼び掛けで、月命日に合わせて毎月実施している。来年1月の発生1年まで続けるという。

この日、集まった住民らは発生時間の4時10分に黙禱をささげ、犠牲者を悼んだ。会場には阪神大震災の被災地・神戸から「1・17希望の灯り」も届けられ、復興への決意を新たにした。

仮設住宅に身を寄せる高野淳子さん(70)は「亡くなった人たちの顔が思い浮かび悲しくなる」。高野さんの孫(10)は「今でも時々辛くなるけど少し慣れた。やっぱり地元がいい。復興が進んでいい街になってほしい」と願った。

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