「震災のことを次の世代に」大規模火災で多くの犠牲、神戸・長田区ではろうそくともし追悼
産経ニュース / 2025年1月17日 10時35分
阪神大震災の発生から30年となる17日、大規模火災などで多くの犠牲者を出した神戸市長田区では住民有志らによる追悼行事が行われ、住民らがろうそくに灯をともし、静かに手を合わせた。
会場となった大国公園内には現在も焼け焦げた街灯や車止めなどが震災遺構として残り、当時の甚大な被害を物語る。
地元の老人会の会長で、当時、民生委員を務めていたという荒川博之さん(82)は「がれきに埋まった人々を引っ張り出したことが印象に残っている」と振り返り、「防災コミュニティーを作り、普段から住民が協力し合えるようにしておくことが大事」と語った。
追悼行事に息子(10)と娘(8)を初めて連れてきたという伊丹市の大学職員、渡辺由之さん(42)は「子供たちが学校で阪神大震災のことを学んでいるので、今回、現地に来ることも大事だと思い、一緒に来ました」と話した。
地震で自宅が全壊したという実行委員会の福本春光さん(74)は「(追悼行事は)これからもずっと続けていき、震災のことを次の世代につないでいきたい」と思いを新たにしていた。
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