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死去のピーコさん、オネエ系キャラ先駆けの一人 IKKOさん、マツコさんらへ受け継がれ

産経ニュース / 2024年10月20日 22時42分

おすぎさん(左)とピーコさん(平成10年撮影)

79歳で死去したことが明らかになったタレントでファッション評論家のピーコさんは、双子の弟、おすぎさん(79)とのコンビで昭和50年代から、特徴的な女性口調で活躍。のちに「オネエ系」と呼ばれるタレントたちの先駆け的存在の一人だった。

ピーコさんは横浜市出身。高校卒業後、アパレルメーカー勤務を経て専門学校へ進み、服飾デザイナーに。おすぎさんが映画関連の仕事をしていたことで芸能界と縁ができ、昭和50(1975)年に「おすぎとピーコ」としてデビューした。

幼いころから周りに男性が少なく、女性口調が身についていたという独特のキャラクターで人気を博し、歌手の美輪明宏さん(89)や美川憲一さん(78)らと並んでのちのオネエ系の先駆け的存在に。その系譜は美容家のIKKOさん(62)やタレントのマツコ・デラックスさん(51)、同じくタレントのミッツ・マングローブさん(49)らへと受け継がれている。

晩年は、おすぎさんとの「老老介護」のための同居、別居が話題となり、昨年4月にはピーコさんが「行方不明」となった後、高齢者施設に入居していることが報じられていた。

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