不適切にもほどがある！マスター役の沼田爆さんを追悼「最後に御一緒できて幸せ」

1月期に放送され、大ヒットしたTBS系ドラマ「不適切にもほどがある！」の公式X（旧ツイッター）は7日、8月下旬に東京都内の自宅で84歳で死去した俳優の沼田爆（ぬまた・ばく＝本名知治＝ともはる）さんを追悼した。「令和のマスター役を演じて頂きました沼田爆さんがご逝去されました。現場のムードメーカーだった爆さん。再会出来る日を楽しみにしておりましたので本当に残念でなりません。最後に御一緒できて幸せでした。キャスト・スタッフ一同謹んでご冥福をお祈り申し上げます」とつづった。

「不適切にもほどがある！」は令和にタイムスリップした昭和の時代の駄目おやじ（阿部サダヲ）が発する〝不適切〟な発言が人々の心を突き動かしていく姿をコミカルに描き、大きな話題を呼んだ。

沼田さんは劇団四季を経て、フジテレビ系「GTO」などテレビドラマを中心に活躍。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「おかえりモネ」やフジテレビ系人気時代劇「鬼平犯科帳」で演じた「猫どの」役としても親しまれた。