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2024年12月に亡くなった方々/中山美穂さん突然の早すぎる死、名物記者も相次いで

産経ニュース / 2024年12月30日 17時0分

令和6(2024)年も、国内、海外問わず多くの著名人が惜しまれながら亡くなった。産経ニュースが配信した記事とともに、鬼籍に入られた方々を月ごとにしのぶ。12月、トップアイドルとして一世を風靡した中山美穂さんの急死は大きな衝撃を与えた。年が押し迫ってからも訃報は相次ぎ、読売新聞主筆の渡辺恒雄さんや、産経新聞の名コラムニスト、石井英夫さんが泉下の人になった。

【12月 5日】サッカージャーナリスト、賀川浩さん(99)

昭和27年に産経新聞大阪本社に入社し、サッカーを担当。ワールドカップ(W杯)は1974年西ドイツ大会から取材した。98歳までコラムを執筆し、世界最年長のサッカージャーナリストと呼ばれた。

【12月 6日】俳優・歌手、中山美穂さん(54)

昭和60年にテレビドラマ「毎度おさわがせします」でデビュー。同年、歌手デビューも果たした。トップアイドルとして「世界中の誰よりきっと」「ただ泣きたくなるの」はミリオンセラーに。数多くのドラマや映画で主演した。

【12月 9日】フリーアナウンサー、小倉智昭さん(77)

昭和46年にテレビ東京に入社し、51年にフリーに。さまざまなワイドショーの司会者を歴任し、平成11年に始まった「とくダネ!」の司会は令和3年の番組終了まで務めた。

【12月18日】コラムニスト、石井英夫さん(91)

昭和30年、産経新聞社に入社。44年から論説委員兼1面コラム「産経抄」担当となり、平成16年まで35年間書き続けた。昭和63年に日本記者クラブ賞、平成4年に菊池寛賞を受賞した。

【12月19日】読売新聞グループ本社代表取締役主筆、渡辺恒雄さん(98)

昭和25年、読売新聞社に入社。60年から主筆、平成3年に代表取締役社長・主筆に就任した。後に衆院議長となる大野伴睦氏の番記者として政界に幅広い人脈を持ち、中曽根康弘元首相とは盟友関係にあった。プロ野球巨人のオーナーも務めた。

【12月21日】俳優、加茂さくらさん(87)

昭和30年に宝塚歌劇団に入団し、歌唱力のある娘役として活躍。46年の退団後はテレビドラマや映画に出演したほか、ワイドショー「3時のあなた」の司会者も務めた。

【12月25日】スズキ元会長、鈴木修さん(94)

昭和33年、当時の鈴木自動車工業社長の俊三氏の娘婿となり、同社に入社。53年に4代目の社長に就任した。54年に発売された「アルト」や平成5年発売の「ワゴンR」などで国内の軽自動車市場を大きく拡大。海外にも積極的に進出した。

【12月27日】俳優、オリビア・ハッセーさん(73)

アルゼンチン生まれ。幼いころに母の母国の英国にわたり、映画「ロミオとジュリエット」で脚光を浴びた。日本との縁も深く、深作欣二監督の「復活の日」したほか、歌手の布施明さんと一時夫婦だった。

【12月29日】元米大統領、ジミー・カーターさん(100)

米ジョージア州上院議員、州知事を経て、1976年の大統領選で民主党候補として当選。80年大統領選で再選を逃した後は民間外交に力を入れ、2002年にノーベル平和賞を受賞した。

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