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落語家の桂ざこばさん死去 米朝一門支え、寄席小屋を開設

産経ニュース / 2024年6月12日 14時56分

桂米朝さん(左)と桂ざこばさん=平成24年4月15日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

テレビなどでも活躍した落語家の二代目桂ざこば(かつら・ざこば、本名・関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日、喘息のため死去した。76歳。葬儀・告別式は近親者で執り行う。後日お別れの会を開く予定。

大阪市出身。昭和38年、人間国宝の三代目桂米朝さんに入門して朝丸を名乗り、63年に二代目桂ざこばを襲名した。平成11年に兄弟子の桂枝雀さんが亡くなった後は事実上の筆頭弟子として米朝一門を支えた。

客席からお題を募り、即興で落語を作る朝日放送の演芸番組「ざこば・鶴瓶らくごのご」などテレビでも活躍し、コメンテーターとして出演した読売テレビ「そこまで言って委員会NP」では歯に衣着せぬ発言で人気を集めた。平成20年には、大阪市西成区の実家跡地のマンションに寄席小屋「動楽亭」を開設し、席亭となった。

29年5月に脳梗塞で入院。復帰後は言葉が思うように出ないなどの後遺症に悩まされたが、今年2月まで精力的に高座にも上がっていた。4年と15年に上方お笑い大賞、29年に芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。

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