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華族出身の俳優、久我美子さんが死去93歳、誤嚥性肺炎 映画「酔いどれ天使」など出演

産経ニュース / 2024年6月14日 13時48分

華族出身で、清らかでみずみずしい雰囲気が人気を博した俳優の久我美子(くが・よしこ、本名=小野田美子、おのだ・はるこ)さんが9日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。93歳だった。告別式は既に済ませた。

昭和6年、東京都出身。父は元侯爵で貴族院議員。家族の反対を押し切り、女子学習院在学中の21年、東宝ニューフェイスに応募して映画界入り。23年の黒澤明監督「酔いどれ天使」でのセーラー服の少女役で注目され、生まれ持った気品と清純でシャープな存在感が愛され、一流監督の作品に数多く出演した。

代表作の今井正監督「また逢う日まで」(25年)では、ガラス越しのキスシーンが話題となった。他に木下恵介監督「女の園」、小津安二郎監督「彼岸花」など。29年に有馬稲子さん、岸恵子さんとともに文芸プロダクション「にんじんくらぶ」を設立。フジテレビ系「3時のあなた」の司会も務め、お茶の間の人気を博した。

私生活では俳優の平田昭彦さんと結婚、業界きってのおしどり夫婦として知られた。

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