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現場付近へ行き来「再現実験でスマホ記録を裏付け」と警察官証言 紀州のドンファン公判

産経ニュース / 2024年9月17日 19時44分

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん=当時(77)=に致死量の覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪などに問われた元妻、須藤早貴被告(28)の裁判員裁判の第3回公判が17日、和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれ、捜査に携わった和歌山県警の警察官への証人尋問が行われた。

警察官は、覚醒剤を摂取させたとされる時間帯に、被告が野崎さん宅の1階から2階へ少なくとも8回行き来していたことを、スマートフォンの健康管理アプリやそのデータの再現実験で裏付けたと明らかにした。

検察側の冒頭陳述によると、野崎さんは平成30年5月24日午後4時50分ごろ~午後8時ごろに覚醒剤を飲み込まされたとみられ、自宅2階で倒れているのが見つかった。この間、家には野崎さんと被告の2人きりだった。

警察官の証言によると、健康管理アプリのデータの正確性を確認するため、野崎さん宅と同じ段数の階段で、被告と同種のスマホを用いて実験した。1階から2階へ上がり、しばらく滞在したケースでは「ほぼ100%(階段を上ったことが)記録された」とする一方、スマホを手で振ったり階段の1段だけを繰り返し上り下りしたりした場合は記録されなかったと述べた。

被告は「私は社長を殺していませんし、覚醒剤を摂取させたこともありません」と無罪を主張している。

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