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「私はやっていません」殺人罪で起訴の48歳男が全面否認 異例の長期審理始まる

産経ニュース / 2024年6月10日 11時39分

大阪地裁=大阪市北区

大阪府羽曳野市の路上で平成30年2月、男性会社員=当時(64)=の背中を刺して殺害したとして、殺人罪に問われた無職、山本孝被告(48)の裁判員裁判の初公判が10日、大阪地裁(山田裕文裁判長)で開かれた。

弁護側によると、山本被告は「私はやっていません」と起訴内容を全面的に否認し、無罪を主張した。

山本被告は事件発生から約4年が経過した令和4年2月に逮捕され、当初から「納得できません。やっていません」と関与を否定。公判は予備日を含めて28回の期日が指定され、17人の証人が出廷する見通し。判決は9月27日に言い渡される。被害者1人の殺人事件としては異例の長期審理となる。

起訴状によると、平成30年2月17日午後9時45分ごろ、羽曳野市軽里の路上で、韓国籍の崔喬可(さいきょうか)さんの背中を刃物で突き刺し、出血性ショックで死亡させたとされる。

捜査関係者によると、崔さんは一緒に食事をした知人女性を同市内の家に送った後、近くの駐車場に車を止め、1人で女性宅まで歩いていたところを襲われた。

捜査は難航したが、現場周辺の防犯カメラやドライブレコーダーに写っていた不審な男が山本被告の身体的特徴と一致したことなどから、大阪府警は逮捕に踏み切った。山本被告は、女性宅の植木鉢を巡って近隣トラブルになっていたという。

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