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被差別部落の記事「削除を」 大阪府内全域、住民らが求めて提訴 大阪地裁

産経ニュース / 2024年7月8日 13時37分

大阪地裁=大阪市北区

ウェブサイトに被差別部落の地名や風景の写真などを掲載するのは「差別されない権利」の侵害だとして、大阪府内の70代男性と部落解放同盟大阪府連合会が8日、サイトを運営する川崎市の出版社「示現舎(じげんしゃ)」の宮部龍彦代表に対し、府内を取り上げた全記事や動画の削除と計1100万円の損害賠償などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。

訴状などによると、宮部氏は被差別部落だと示した上で、地域の住宅や墓地などの写真と解説文を載せた記事をサイトに投稿。これまでに全国360カ所以上の記事が投稿され、府内では36カ所が掲載されている。

地裁は今年5月、男性の申し立てを受け、男性が住む地区の記事の削除を命じる仮処分決定を出した。県内に関する投稿の削除を求める訴訟は、さいたま、新潟の両地裁にも起こされており、大阪が3例目。

提訴を受け、宮部氏は「見て聞いたことを書くのは自由。今後も記事を書きたい」とコメントした。

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