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安倍派幹部「全く分からない」 政倫審で資金還流の関与否定も事務局長証言と食い違い

産経ニュース / 2024年6月18日 22時32分

18日の東京地裁の公判で、松本淳一郎被告は安倍派の政治資金パーティー収入の還流再開が決まったのは令和4年8月の同派幹部会合だったと証言した。会合に出席した4人の幹部は今年3月に衆参両院で開かれた政治倫理審査会で、会合について「(還流再開の)結論は出なかった」などと述べ、還流再開決定への関与を否定していた。

政倫審で世耕弘成前参院幹事長は会合について「(還流再開の)確定的なことは決まっていない」と説明。下村博文元文部科学相も「どんな形で還流再開が決まったか全く分からない」とした。

西村康稔前経済産業相も「還流は歴代会長と事務局長との間で扱ってきた」とし、「還流が継続した経緯は承知していない」と強調していた。

塩谷立元文科相は同会合で「具体的に決めてはいない」とした上で、「『今年(4年)に限って継続するのはしようがないかな』というような話し合いがなされる中で継続して還流された」としている。

一方、松本被告は18日の公判で「会合でいろんな議論があったが、結論は還流をしようということになった」と述べた。

松本被告の証言を受け、西村氏は18日、「還流を指示したり了承したりしたことはありません」とするコメントを発表。下村氏も「これまでホームページや政倫審で説明した通り」などとコメントした。塩谷、世耕両氏は期限までに回答しなかった。

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