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「強盗だ!」は「空耳」の可能性を判決が指摘 強盗致傷の豪国籍男に懲役2年 東京地裁

産経ニュース / 2024年10月18日 17時32分

東京地裁で検察官の論告を聞くオットー・ダニエル・マシュー被告(左)(イラストと構成、三好るき)

強盗目的で民家に侵入し、住人にけがを負わせたとして、強盗致傷罪などに問われたオットー・ダニエル・マシュー被告(33)=豪州国籍=の裁判員裁判の判決公判が18日、東京地裁で開かれた。島戸純裁判長は「金品を奪う意思があったと認めるには合理的疑いが残る」として強盗致傷罪の成立を認めず、傷害と住居侵入の罪で懲役2年(求刑同6年)の判決を言い渡した。

被告は昨年6月23日夜、東京都新宿区の住宅に侵入。金品を奪おうとして未遂に終わり、住人の70代男性にけがを負わせたとして起訴された。

検察側は被告が「強盗だ!」などと脅迫したと主張。被告側は「Go to a door(ドアに向かえ)!」といった英語の聞き間違えだと反論し、〝空耳〟だったかが争点となっていた。

島戸裁判長は「Go to a door!」と発言したなどとする被告の説明は「信用できない」と指摘。一方、相手が強盗だという先入観を持った男性が何らかの発言を誤まって認識した可能性も否定できないとした。

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