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土の中からプラスチック片…奈良・高取町土地開発公社が廃棄物の撤去求め元所有者を提訴

産経ニュース / 2024年7月19日 20時5分

奈良県高取町土地開発公社は19日、所有する同町の土地の土の中から発見された有害廃棄物について、元所有者の男性らに撤去や約6億6千万円の損害賠償を求めて奈良地裁葛城支部に提訴した。

同町や代理人弁護士によると、平成7年に公社と男性との間で土地の売買契約が締結されたが、男性が期限までに引き渡さなかったため、19年に公社が男性に対し売買代金の返還を求めて奈良地裁葛城支部に提訴。最終的に大阪高裁で男性から公社に8千万円の解決金を支払うとの内容で和解が成立した。

しかし、令和5年に専門業者が土地を調査したところ、土の中からプラスチック片やアルミ片、ガラス片などが見つかり、基準値を超える有害物質を検出。和解条項では、土の中から廃棄物が発見された場合は男性側が撤去するとされていたが、男性側が応じないため提訴に至ったという。

代理人の大園重信弁護士は「このまま放置すれば、町民が受けた損害が回復されず、あるべき正義が貫かれないとの思いがある」と提訴理由を述べた。

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