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紀州のドンファンと10年間婚姻の元妻「覚醒剤使う人ではない」 証人出廷し証言

産経ニュース / 2024年10月17日 18時7分

「紀州のドン・ファン」の異名で知られた野崎幸助さん

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん=当時(77)=に対する殺人罪などに問われた元妻、須藤早貴被告(28)の裁判員裁判の第14回公判が17日、和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれた。被告の前に野崎さんの妻だった女性が出廷し、「(野崎さんは)覚醒剤を使うような人ではない」と証言した。

野崎さんは平成30年5月に急性覚醒剤中毒で死亡。口から致死量の覚醒剤を摂取したとみられ、自殺や誤飲の可能性を排除できるかが争点の一つとなっている。

女性は平成14年から約10年間、野崎さんと婚姻関係にあり、30歳ほどの年の差があった。証言によると、野崎さんが違法薬物に手を出していた様子はなく、芸能人の覚醒剤使用が報じられると「こんなんなったら人間終わりやな」と話していたという。自殺の可能性も「考えられない」と否定した。

また、検察側は事件の動機を「遺産目当てで結婚したのに離婚を迫られた」と主張。これまでに別の複数の証人が、被告と離婚する意向を生前の野崎さんが示していたと述べている。

この点について、女性は「『離婚したい』とあいさつのように言う人だった。真に受けて家を出たら、『帰ってきてください』と言われた」と述べた。被告は「社長を殺していません」と無罪を主張している。

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