藤井棋聖は飛車先の歩を突き、山崎八段は向かい飛車に ヒューリック杯棋聖戦第２局始まる

対局に臨む藤井聡太棋聖＝１７日午前、新潟市西蒲区の「高志の宿　高島屋」（矢島康弘撮影）

将棋の藤井聡太棋聖（２１）＝竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将＝に山崎隆之八段（４３）が挑戦するタイトル戦「ヒューリック杯第９５期棋聖戦五番勝負」（産経新聞社主催）の第２局が藤井棋聖の先勝を受け、１７日午前９時から新潟市西蒲区の「高志（こし）の宿　高島屋」で始まった。

今シリーズ、藤井棋聖は５連覇と永世称号「永世棋聖」の資格獲得がかかっており、山崎八段は２度目のタイトル戦で初奪取を目指す。

対局は立会人の中村修九段の合図で始まり、先手の藤井棋聖はお茶を一口含んでから飛車先の歩を突いた。山崎八段は角道を開けた後にすぐふさぎ、向かい飛車に。「お互い玉を囲ってじっくりとした将棋になりそう」と中村九段。

持ち時間は各４時間で夜に終局する見通し。対局はインターネット動画配信サービス「ＡＢＥＭＡ」の将棋チャンネルでライブ放送。検索は「ＡＢＥＭＡ　将棋チャンネル」。