1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

「賞をいただけるとは信じられない」世界文化賞受賞者、喜び語る

産経ニュース / 2024年9月10日 20時58分

第35回高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門受賞者のソフィ・カル氏=フランス・パリ(神戸シュン撮影)

10日に発表された第35回高松宮殿下記念世界文化賞で受賞者は喜びを語った。

パリでの受賞者発表会見は国立ピカソ美術館で開催され、フランスを代表するコンセプチュアル・アーティストのソフィ・カル氏(70)の絵画部門受賞が祝われた。

仏元首相で、高松宮殿下記念世界文化賞の国際顧問であるジャン=ピエール・ラファラン氏が出席。下川眞樹太駐仏大使らも駆け付け、カル氏の受賞をたたえた。カル氏は会場でラファラン氏や下川大使らと歓談した。

カル氏は受賞のあいさつで「この賞は私に計り知れない喜びを与えてくれる」と表明。「故郷から遠く離れた場所で、そして他のどこよりも日本で認められることは素晴らしいことだ」と話した。(パリ 板東和正)

東京都内の会見では、世界文化賞を主催する日本美術協会の日枝久会長が「国境や人種の壁を越えて広がっていく芸術の多様性と偉大な力を改めて再確認している。人類共通の宝というべき芸術文化のより一層の発展と振興に努めていく」とあいさつした。

会場では絵画など5部門の受賞者と若手芸術家奨励制度の対象に選ばれた団体の実績がビデオで紹介され、各部門の選考委員が受賞理由などを説明した。

建築部門受賞者の坂茂氏(67)は「僕が世界で尊敬する3人の方が過去に受賞している」と指揮者の小澤征爾氏、ファッションデザイナーの三宅一生氏、建築家のフライ・オットー氏の名前を挙げ、「そのような賞をいただけるとは信じられない」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください