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「朱雀」や「飛鳥美人」、盗掘時の土器も展示 キトラ、高松塚壁画を7月27日から公開

産経ニュース / 2024年6月24日 14時18分

国宝・キトラ古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)について文化庁は24日、優美な紅色の羽が描かれた「朱雀」を7月27日から奈良県明日香村の保存管理施設「四神の館」で公開すると発表した。8月25日までで、8月7、21日は閉室。南壁に描かれた朱雀は「夏の神獣」とされ、公開は1年ぶり。

同館ではこの期間、キトラ古墳と高松塚古墳(同)で発掘された鎌倉時代の土器も展示。両古墳は大規模な盗掘を受けており、土器は石室に侵入する際のランプ代わりの「灯明皿(とうみょうざら)」とみられている。同庁担当者は「盗掘も古墳の歴史を物語る重要な資料。盗掘が相次いだ当時の世相にも思いをはせてもらえれば」と話す。

国宝・高松塚古墳壁画は7月27日~8月2日に同村内の仮設修理施設で、東西の壁に描かれた飛鳥美人と呼ばれる「女子群像」や東壁の「男子群像」などが公開される。高松塚壁画の見学者対象に、国宝指定50周年記念として飛鳥美人をプリントした眼鏡ふき用のガラスクリーナーが贈られる。

いずれも事前予約制で6月25日から同30日までにインターネットか往復はがきで申し込む。詳細は同庁の公開事務局(キトラ壁画=06・6281・3060、高松塚壁画=06・6281・3040)。

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