前衛画家、白髪一雄シンポジウム １２日に兵庫・尼崎で開催 国内外の専門家が国際的評価の理由などを語る

現在、開催中の展覧会「生誕１００年　白髪一雄　行為にこそ総てをかけて」で再現されたアトリエ

世界的な前衛画家、白髪一雄の生誕１００年を記念したシンポジウム「ＳＨＩＲＡＧＡを語る」が１２日午後１時からアルカイックホール・ミニ（尼崎市）で開かれる。１０日までに事前申し込み必要。

白髪は、天井に吊るしたロープにつかまり、キャンバスを滑走するように、足で描いた。シンポジウムでは、尼崎に生まれ、その生涯を尼崎で終えた白髪の世界的評価の理由、魅力、活動などについて国内外の３人の専門家が語り合う。パネリストは次の通り。大島徹也氏（多摩美術大学芸術学科教授）、ナミコ・クニモト氏（オハイオ州立大学美術史学科准教授）、平井章一氏（関西大学文学部教授）。

問い合わせ、申し込みは白髪一雄生誕１００年記念事業実行委員会事務局（電話０６・６４８７・０８０６、メール[e-mail]）。参加には展覧会チケットが必要。