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「織(おり)の表現」展 和歌山・田辺の美術館

産経ニュース / 2024年7月22日 18時47分

螺旋状の輪を造形した草間喆雄氏の「Spiralring」(手前) =和歌山県田辺市

和歌山県田辺市立美術館(同市たきない町)で、糸を織って造形した芸術作品を集めた小企画展「織(おり)の表現2024」が開かれている。同市出身のタペストリー作家、潮(うしお)隆雄氏(1938~2021年)ら、戦後に「織」の技術を用いた作品で活躍した7人の計34点が展示されている。

同美術館や、同美術館分館の熊野古道なかへち美術館(同市中辺路町近露)で平成29年から「現代の織」として開催してきた展覧会シリーズで紹介した作家の作品を集めた。潮氏の作品17点と、6人の作家の作品17点を展示している。

会場では、熊野本宮大社と熊野古道をテーマにした潮氏のタペストリー「熊野への道」や、竪穴式住居を連想させる久保田繁雄氏の「縄文の息吹Ⅵ」、直径3・2メートルの螺旋(らせん)状の輪を造形した草間喆雄(てつお)氏の「Spiralring」などが並んでいる。

田辺市立美術館の三谷渉学芸員は「20世紀後半に開拓された『織』による新しい芸術を見て関心を持ってほしい」と話している。

9月16日まで。観覧料260円。学生と18歳未満は無料。月曜休館(8月12日は開館し13日休館、9月16日は開館)。

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