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大阪市立美術館がリニューアル 「ひらかれたミュージアム」に 来年3月オープン

産経ニュース / 2024年7月12日 19時30分

反射が少ない壁面ケースを設置した北側展示室

大阪市立美術館(大阪市天王寺区)の大規模改修工事が完了し、12日、報道陣向けの内覧会が行われた。令和4年9月に着工。約100億円をかけて国の登録有形文化財である建物外観を保全しつつ耐震補強し、展示・収蔵面の機能を向上させた。来年3月1日にリニューアルオープンする。

地下1階に新設したエントランスから、エスカレーターで1階に上がると開放的な中央ホールがお目見え。長年にわたって親しまれたシャンデリアを撤去し、昭和11年の開館当時の姿に戻した。

北側展示室には、反射が少ない壁面ケースを設置。国内最大級となる高さ5・56メートル、幅13・1メートルのケースも導入し、これまで飾ることができなかった大きな掛け軸などの展示が可能になった。

「ひらかれたミュージアム」を目指し、中央ホールや石仏を展示する1階のラウンジ、日本庭園「慶沢園(けいたくえん)」を望むテラスは無料で開放。カフェや、売り場を拡大したショップも併設する。

同館のコレクションを展示する企画展は毎月テーマを変えて開催、年間4~5回の特別展も予定している。内藤栄館長は「見違えるほどきれいに、快適な空間となった。世界中の美術ファンに楽しんでもらえる展示を行いたい」と述べた。

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