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キャンバスを〝滑走〟する世界的画家 白髪一雄の生誕100年展 地元・尼崎で開催

産経ニュース / 2024年7月1日 7時0分

インタビューにこたえる生前の白髪一雄氏(平成16年7月)

兵庫・尼崎で生まれ育ち、尼崎で生涯を終えた世界的抽象画家・白髪一雄(1924~2008年)の生誕100年を記念し、白髪の足跡をたどる記念展「生誕100年 白髪一雄 行為にこそ総てをかけて」が7月27日から尼崎市総合文化センター(同市昭和通)で開かれる。9月23日まで。

白髪は、床に広げたキャンバスの上に置いた絵の具のかたまりを、天井からつるしたロープにつかまって素足で画面全体に展開させるという独自の手法で抽象画を描いた。全身の力を込めて描いた迫力ある作品は観る人に強烈な印象を与え、世界的に高く評価されている。

同展では、水彩約10点、ドローイング約10点、油彩約35点、立体作品2点を、白髪の初期から晩年までをたどれるよう構成して展示する。また、白髪の創作活動の原点ともいえる「尼崎の記憶」をめぐる資料や、創作のために心身を鍛えようと修行を行った天台密教に関する資料も展示。さらに生家「木市呉服店」にあったアトリエも再現する。

午前10時~午後5時。火曜休館。一般千円。問い合わせは実行委員会事務局(06・6487・0806)。また、同展に関連する企画展「白髪一雄生誕100年記念事業 白髪一雄が生きた時代の尼崎」が尼崎市立歴史博物館(同市南城内)で開催中(9月8日まで)。

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