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世界最古のキトラ古墳天文図 高松塚壁画を秋に公開

産経ニュース / 2024年9月12日 11時10分

キトラ天文図の星座の配置(文化庁提供)

キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)に描かれた「天文図」(国宝)が10月12日から奈良県明日香村の保存管理施設「四神の館」で一般公開されることになり、文化庁が今月15日まで見学者を募集している。公開は11月10日まで。

石室天井の漆喰(しっくい)に描かれた天文図は星が金箔(きんぱく)で表現され、実際に星座を観察した科学的なものとしては世界最古という。剝落(はくらく)の危険があるため、石室からはぎ取って同館で保存されている。今回は秋の夜空をイメージして、中国の星座を紹介するミニプラネタリウムも上映される(10月26日~11月4日)。

一方、高松塚古墳壁画(国宝)は10月12~18日に同村内の仮設修理施設で公開。飛鳥美人像など石室の西壁に描かれた壁画と天井の天文図が対象で、カビ除去などに伴ってほぼ消えかかっている白虎の状態も間近で見ることができる。見学者には、壁画の国宝指定50周年を記念したクリアファイルが贈られる。同壁画も今月15日まで参加者を募集。

いずれも事前予約制でインターネットか往復はがきで申し込む。詳細は同庁の公開事務局(キトラ壁画=06・6281・3060、高松塚壁画=06・6281・3040)。

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