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ノーベル賞作家・川端康成の源流を探る企画展

産経ニュース / 2024年7月3日 18時0分

川端康成文学館で開催されている企画展=大阪府茨木市

ノーベル賞作家、川端康成の生誕月(6月)を記念した企画展「川端康成と王朝文学―『源氏物語』への思い-」が、ゆかりの地である大阪府茨木市の市立川端康成文学館で開かれている。

川端は3歳から旧制茨木中学校(現府立茨木高校)を卒業する18歳まで同市で暮らした。「伊豆の踊子」「古都」など数多くの小説を執筆し、昭和43年、日本人として初のノーベル文学賞を受賞し、同市唯一の名誉市民にもなっている。

同展では、同市での少年時代に親しんでいたとされる王朝文学との関わりを示す作品や資料を通じ、「源氏物語」に寄せる思いを探っている。

また、「源氏物語に魅せられた作家たち」として、川端と縁のあった与謝野晶子、谷崎潤一郎、田辺聖子、瀬戸内寂聴ら関西ゆかりの作家による源氏物語現代語訳の試みを紹介。ギャラリーでは同物語をテーマにした書家の作品も展示している。

訪れた人は「川端康成に関する資料を間近で見られてよかった」などと興味深そうに見つめていた。

15日まで(火曜休館)、入場無料。問い合わせは同館(072・625・5978)。

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