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水戸出身の洋画家・中村彝アトリエ整備へクラウドファンディング 目標額まで150万円

産経ニュース / 2024年7月25日 21時34分

水戸市出身で近代日本を代表する洋画家・中村彝(つね)の仕事場を茨城県近代美術館(同市千波町)近くに再現した「中村彝アトリエ」の周辺環境整備のため、資金を募るクラウドファンディング(CF=目標額800万円)へ25日までに約650万円が寄せられ、関係者は「あと一息」と目標額到達に期待を寄せている。

同美術館は昭和63年の開館時、中村彝の画業などを紹介するため、大正5年に現在の東京都新宿区下落合に完成し、制作活動の舞台となったアトリエを美術館の隣接地へ復元した。

アトリエが完成した36年前当時は隣接する駐車場からも建物が望め、足を運ぶ人も多かった。現在は周辺に樹木が生い茂って建物を覆い隠し、その存在があまり知られなくなっている。

CFで集まった資金は樹木の伐採・剪定や周辺の芝生の再生、花壇の造成などに使われる予定。CFの実施主体は同美術館と、パートナーシップを結ぶ企業など14社による「茨城県近代美術館運営支援協議会」。同協議会は「CFは中村彝のことを思い出してもらい、知ってもらうことが主目的。目標額まであと一息なので、ぜひご協力、ご支援を」と呼びかけている。

寄付金は5千円から100万円までの各コースがあり、50万円までは返礼品ありとなしを選べる。

CFの募集期間は8月9日午後11時まで。申し込みは「夭折の天才画家『中村 彝』REMEMBERプロジェクト」のホームページからか、銀行口座への振り込みも可。問い合わせは同協議会(029・243・5111)。

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