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キトラ、高松塚壁画を27日から公開 盗掘時の土器も展示

産経ニュース / 2024年7月26日 10時27分

高松塚古墳とキトラ古墳から出土した盗掘に伴う鎌倉時代の土器=奈良県明日香村

奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)に描かれた国宝壁画「朱雀(すざく)」が27日から一般公開されるのを前に、報道関係者への内覧会が25日、同村の壁画保存管理施設「四神の館」で行われた。一般公開は8月25日まで。

今回は、壁画だけでなく同古墳と高松塚古墳(同村)で出土した鎌倉時代(13世紀前半)の土器(国重要文化財)も展示。盗掘犯が石室内に入る際、ランプ代わりに持ち込んだ「灯明皿(とうみょうざら)」とみられる。

盗掘は、石室の南壁を鋭利な刃物で打ち壊して行われたが、南壁に描かれていた朱雀は羽の先端がわずかに破損しただけで奇跡的に残った。会場には、盗掘で砕かれた南壁の石材を接合して展示。盗掘の様子が実感できる。

一方、高松塚古墳の国宝壁画「飛鳥美人像」なども27日~8月2日に同村内の仮設修理施設で公開される。両古墳壁画の公開は2次募集が行われている。詳細は文化庁の公開事務局(キトラ壁画=06・6281・3060、高松塚壁画=06・6281・3040)。

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