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重病の子支えるファシリティドッグ 活動支援で350万円寄贈 ウエインズトヨタ神奈川

産経ニュース / 2025年1月29日 18時31分

シャイン・オン・キッズのキンバリ・フォーサイス理事長(左から2人目)から感謝状を受け取るウエインズトヨタ神奈川の宮原郁生会長(同3人目)=29日、横浜市中区

ウエインズトヨタ神奈川(横浜市中区)は、小児がんや重い病気の子供や家族を精神面でサポートする「ファシリティドッグ」の活動支援のため、NPO法人「シャイン・オン・キッズ」に353万3450円を寄贈した。レクサス山下公園ショールームで感謝状贈呈式が29日に行われ、同法人のキンバリ・フォーサイス理事長が同社の宮原郁生会長に感謝状に手渡した。

同社が昨年12月に開催した「レクサスクリスマスコンサート2024」の入場料金を、参加者の同意を得て全額寄贈した。

ファシリティドッグは、医療チームの一員として病院に常勤する大型犬。手術室や治療室などに向かう治療中の子供に付き添ったり、子供や家族の不安を癒したりすることができるよう訓練を受けている。

同NPO法人は神奈川県内に拠点を置き、ファシリティドッグは現在、神奈川県立こども医療センターなど全国4施設で4頭が活動している。また候補犬5頭の育成を始めており、昨年秋には同社のレクサスショールームでも訓練を行ったという。

贈呈式には、育成中の候補犬のソラくんも同席。あいさつに立った宮原会長は、同センターに絵本を寄贈した際にファシリティドッグの取り組みを知り、寄贈の契機となったと説明。さらに過去に自身の子供や孫が幼少期に入院し、病室で1人で不安な時間を過ごしたことを紹介し、「私も、私の家族も当時は大変心細い思いをした。医療の現場にいる小さい子供さん、親御さんを精神面で支えている活動を身近に感じている。こうした活動がもっと広がることを願っている」と語った。

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