京丹後市民の長寿の秘訣は 8月18日に研究報告会

京都府京丹後市民の健康長寿の秘訣（ひけつ）を探る「京丹後長寿研究報告会」が８月１８日に、同市大宮町のアグリセンター大宮で開かれる。府立医大教授らの特別講演などが予定されており、報告会の様子はユーチューブの市公式チャンネルで生中継される。

京丹後市は人口１０万人あたりの１００歳以上の高齢者の数が全国平均の約３倍に上り、長寿者の多い地域として知られる。平成２９年から府立医大と同市立弥栄病院が協力して６５歳以上の高齢者を対象に健康診断を行い、健康長寿の要因を調査する「京丹後長寿コホート研究」を実施している。

報告会は市が主催し、今回で７回目の開催。府立医大の的場聖明教授や弘前大（青森県）の村下公一学長特別補佐らによる特別講演のほか、これまでの研究成果の発表や府立医大の教授らが市民の質問に答えるコーナーが予定されている。

午後１～３時半、参加無料で事前申し込みは不要。ユーチューブでの生中継に加え、当日の様子はケーブルテレビ「ＡＣＴＶ京丹後局」１１チャンネルで９月２１日～１０月４日に放送される。問い合わせは弥栄病院管理課（０７７２・６５・２００３）。（橋本亮）