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梅雨時期「天気痛」のシーズン到来 頭痛など女性に多い傾向、マッサージや市販薬で緩和も

産経ニュース / 2024年6月18日 12時31分

大雨の中、傘をさして横断歩道を渡る通行人ら=18日午前、大阪市

梅雨時期を迎え、「天気痛」を感じている人も多いだろう。気圧の変化による体調不良だが、そもそもどんな症状があり、どんな対処法があるのか。

天気痛は、天候が原因で体調不良になる「気象病」の中でも、特に気圧の変化が原因となって引き起こされる。主な症状は頭痛で、肩や首のこり、関節痛、腰痛なども多い。古傷の痛みがより強くなることもある。身体のだるさや耳鳴りなども、一般的な症状だ。

人の体は変化に対し、ストレスを感じて働く交感神経と、リラックスしたときに働く副交感神経がバランスを取って体調を保つが、大きな気圧変化により、これを崩しているとみられる。

ロート製薬とウェザーニューズによる令和2年の共同調査では、「あなたは天気痛を持っていますか」という質問に対し、全体の約6割が「はい」もしくは「持っている気がする」と回答した。男女別で見ると、女性の78%は「はい」か「持っている気がする」と答え、男性の47%を大きく上回った。

梅雨時期以外にも、台風などの影響で気圧の揺れが大きい秋ごろにかけて、天気痛は起きやすいとされる。

防止に向けては、まず自律神経を整えることが大切だ。十分な食事や睡眠、運動で生活にリズムを作ることが有効な対処法になる。耳をマッサージしたり、温めたりすることで症状を和らげることができるほか、症状に対応した市販薬もある。

国内が広く大雨に見舞われた18日、SNS上では、「頭痛、つらすぎる」「生理痛よりも全然ひどい」「午前中だけ会社を休むことにした」などの投稿が続いた。(中村翔樹)

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