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<書評>『京都あやかしタウン』堤邦彦監修

産経ニュース / 2024年6月23日 8時0分

「京都あやかしタウン」

京都には各所に怪異伝説が息づいている。江戸の怪談研究をライフワークとする国文学者が監修した、現代の妖怪ガイドブックともいえるユニークな一冊である。

妖怪たちは夜でも明るい現代にちゃっかり順応していた。彼らの居住地(伝承が残る地域)とともに、現代人に化けて暮らす姿をイラスト付きで紹介している。

例えば古典芸能でも有名な酒呑童子(しゅてんどうじ)は、京都市西京区の国道沿いにある「大江整骨院」の院長をしていた。彼は札付きのワルだった頃に酒で失敗したことがあるらしいが、詳細は「頼光鬼退治伝説」のルーツを歴史的にたどる解説ページで。(淡交社・1760円)

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