1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

<書評>春のセンバツ第1回大会の球場は? 『それからどうなった?』鼠入昌史著

産経ニュース / 2025年2月2日 9時40分

『それからどうなった?』

時代の変化とともに姿を消していった野球場や競馬場、遊園地の痕跡をたどり、かつての輝きを記録した一冊だ。

例えば、名古屋市にあった山本球場では記念すべき春のセンバツ第1回大会(大正13年)が開催された。すぐそばに大きな旅館があったため、レフト方向が極端に狭いという特殊な形状だった。「伝統の一戦」と呼ばれる巨人対阪神戦の始まりの地にもなったという。

改称を経て平成2年に廃止された山本球場の跡地は住宅地となり、その一角に「センバツ発祥の地」と刻まれたモニュメントが残るのみ。往時渺茫(びょうぼう)としてすべて夢に似たり、だ。(理工図書・2640円)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください