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<中書評>『名画の力』宮下規久朗著

産経ニュース / 2024年8月18日 7時20分

『名画の力』

美術史家の著者が産経新聞大阪夕刊に連載中の「欲望の美術史」を中心に構成。古代エジプトの「死者の書」から現代美術まで、名作の数々を8つのテーマに分けて制作背景や作者の歩みを概観する。

図版143点を収録。日本の戦争画や欧米の恐竜画など知られざる名画も紹介し、「名画の力とは、現場で作品と向き合ったときこそ発揮されるもの」と説く。海外の美術館に行かなくても、デジタル技術は名作を見たような気分にさせてくれる。しかし、実物を見た著者の感想を読むと、名画と呼ばれる理由は大きさや絵肌を直に感じてこそ分かるものだと気づかされる。(光文社新書・1320円)

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