東大文Ⅰ合格校ランキング 開成が１９人でトップ、筑駒ほぼ倍増 昨年最多の麻布は３人

受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」の高校別合格ランキングによると、２０２４年の大学入試で、東京大学文科Ⅰ類（文Ⅰ）の合格者数は、開成(東京)が１９人で全国で１位だった。昨年は１８人が文Ⅰに合格して３位だったが、順位を上げた。２位は、昨年の８人からほぼ倍増した筑波大学附属駒場(東京)で１５人、３位は全体で１００人が合格した聖光学院(神奈川)で１３人だった。

文Ⅰは法学部に大半の学生が進む東大文系の看板コース。東大のＨＰによると、２０２４年の文Ⅰの一般選抜募集人員は４０１人で１１４３人が志願。このうち１１１１人が受験し、４０２人が合格した。

次いで文Ⅰの合格者が多かったのは、日比谷(東京)で１１人▽早稲田、桜蔭(いずれも東京)、西大和学園(奈良)が各１０人。一方、昨年文Ⅰに最多の２０人が合格した麻布（東京）は、今年は３人だった。

今年文Ⅰに４人以上が合格した計２４校のうち、国立は３校、公立が５校、私立は１６校だった。ランキングは、インターエデュ・ドットコムの取材申し込みに応じた学校のみ、調査時点での結果を掲載している。確定数値ではない。