「Ｂ５」日本代表女子選手が小学生に体験授業 埼玉・加須市 男女混合５人制手打ち野球

六角彩子選手（右）の指導を受け、ベースボール５を体験する児童たち＝１７日、埼玉県加須市の不動岡小（昌林龍一撮影）

男女混合５人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ（Ｂ５）」の日本代表で、いずれも埼玉県加須市在住の六角彩子選手（３２）と、數田彩乃選手（２９）が１７日、同市の市立不動岡小で６年生に体験授業を行い、児童たちは熱心にゲームに取り組んだ。

市によると、Ｂ５はバットやグローブがいらずボールだけで試合ができるため、現在１００カ国・地域で親しまれ、２０２６年のユース五輪（ダカール）公式種目に採用された。２人は今年４月にソウルで開催されたＢ５アジア・カップの日本代表に選ばれ初優勝した。

体験授業は、３５人の児童が３つのチームに分かれて対戦。最初は空振りするなどしていたが、ゲームが進むにつれて鋭い打球を飛ばしていた。

６年生男子児童（１１）は「初めは空振りしたが次はいい当たりだった」、同女子児童（１２）は「テニスと似ていてすぐ慣れた」と授業を楽しんでいた。