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高校入試の英語対策、色々な事象を英語でどう表現するかを意識して 栄光ゼミナール担当者にきく 中高受験動向

産経ニュース / 2024年9月6日 17時25分

埼玉県の公立高校入試の英語は50分100点満点で、「学力検査問題」と「学校選択問題」の2種類があります。「学校選択問題」とは、一部に応用的な内容を含む問題であり、令和6年度入試では22校で採用されました。

「学力検査問題」の大問1はリスニングで、28点と高配点です。音声は全て2回ずつ流れ、全体で約15分です。大問2は語句の英訳問題で、日本語のメモを見て、対応する英文資料中の穴埋めをします。曜日や月の名前など、中学1年で学ぶ単語が多く出題されます。大問3は随筆・スピーチなどの読解です。記述問題、本文の該当箇所をほとんどそのままの形で抜き出して解答するものが多いです。

大問4は対話文を中心とする読解で、4つの場面に分かれています。脱文挿入、日本語記述、整序作文、内容一致など、バランスよく出題されます。大問5は短い文章の読解です。最後の設問の英作文は、文章中の空欄を補う形式で、3文書きます。日常会話程度で、難しい内容は求められません。「書きたいこと」ではなく、「書けること」を書いて得点を狙いましょう。

「学校選択問題」の大問1はリスニングです。音声は「学力検査問題」と同一ですが、記述問題が異なり、文法・知識レベルが一段階高くなります。大問2は対話文を中心とする読解で、「学力検査問題」の大問4と文章は同一ですが、より高い思考力と記述力が求められます。大問3は論説文に近い随筆です。日本語記述、英問英答、動詞を選び活用する問題、本文の要約文中の空所補充など、記述問題が多いのが特徴です。大問4は意見英作文で、40語以上50語程度の語数指定があります。日頃からさまざまな事柄に対して、自分ならどう考えるか、それを英語でどう表現するかを意識して学習に取り組むとよいでしょう。(栄光ゼミナール英語科責任者・高尾隼次郎)

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