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「税務調査」に四苦八苦 資料を突合 大学生180人が大阪国税で職業体験

産経ニュース / 2024年8月27日 19時47分

売り上げの過少申告などの疑いがある事案について事業主役の大阪国税局職員(右)に質問する大学生=大阪市中央区

大阪国税局(大阪市中央区)で、大学生を対象にした職業体験会が初めて開かれ、約180人が参加した。参加者は5、6人の班に分かれ、模擬税務調査を実施。領収書やレジの記録と帳簿を突合しながら売り上げの過少申告や経費の架空請求がないかなどを確認し、国税局の仕事に触れた。

調査先は、夫婦でレストランを経営する個人事業主と設定。事業主役の職員と問答をする場もあり、学生は「レジの記録と帳簿記載額が合わない、漏れがある」などと指摘した。職員は「妻に任せきりで。よく言っておきます」などとかわし、学生は詰め切れずに四苦八苦していた。

時折、事業主役の職員が「実際の調査では『この売り上げはどこに計上されているのですか』といった聞き方をする」などとアドバイスをする場面もあり、学生は熱心に耳を傾けていた。

武庫川女子大経営学部3年の福井結衣さん(20)は「国税専門官を目指しており、とてもいい経験になった」と話していた。

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