1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

東大文系出願者、共通一次導入以降で最少 足切りライン引き上げで 国公立出願締め切り

産経ニュース / 2025年2月5日 19時17分

東大の赤門=東京都文京区

国公立大入試で5日、2次試験の出願受け付けが締め切られ、東京大の文系3科類の合計出願者が3400人を割り込んだ。昭和54年の共通一次試験開始以来、最少とみられる。今回から第1段階選抜(足切り)のラインを引き上げており、ボーダー付近の受験生らが回避した可能性がある。

文2は1000人に届かず

東大の足切りラインを巡っては、今回の令和7年度入試から、「より丁寧な採点の実施」などを理由に、理科3類を除く文理5科類で、前回6年度から基準を上げた。

文科1、2、3類は、足切りの予定倍率がいずれも約2・5倍(6年度はいずれも約3・0倍)に。理科1類は約2.3倍(同約2・5倍)、理科2類は約3.0倍(同約3・5倍)に変更された。

東大が5日午後5時現在の状況として発表したデータでは、出願者数と出願倍率がそれぞれ、文1(募集人員401人)が1132人/2・82倍▽文2(同353人)が971人/2・75倍▽文3(同469人)が1295人/2・76倍▽理1(同1108人)が2718人/2・45倍▽理2(同532人)が1867人/3・51倍▽理3(同97人)が375人/3・87倍だった。

総数でも1000人減

全6科類の出願者合計は8358人で、新たな足切り基準導入前の前回の9432人から約1000人減少。文系3科類に限っては3398人だった。

昭和54年の共通一次試験開始以降、募集人員や足切り倍率の変更、新たな受験形式の導入などはあったものの、文系では東大史上、最も少ない人数とみられる。

足切りについては、いずれの科類の出願倍率も足切り倍率を上回っており、全6科類で実施される可能性が高い。

今回の第1段階選抜の結果発表は12日、2次試験は25日から行われる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください