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埼玉の私立中学、1日2校の受験も可能 公立中高一貫校は資料の分析力求められる 栄光ゼミナール担当者にきく 中高受験動向

産経ニュース / 2024年8月21日 13時0分

埼玉県内の私立中学入試解禁日は1月10日です。以降2月初旬まで入試期間が続きます。ほとんどの学校で複数回入試があり、受験機会は多くあります。近年は午後入試も盛んで、1日で2校受験することもできます。試験は算数、国語、理科、社会の4科が主流ですが、算数、国語の2科、算数だけの1科、公立中高一貫校志望者が受験しやすい適性検査型、英語(英検資格に応じた加点制度も含む)、プレゼンテーションなど多岐にわたります。

ほとんどの学校で出願と合格発表ともにウェブで行われるので、入試結果を見てから次の出願ができるなど、受験しやすくなっています。また、受験後に得点開示する学校が多いことも特徴です。大学進学実績が良い学校を中心に、首都圏中から多くの受験生が集まり厳しい入試になりますが、チャンスは多いので、併願作戦を万全にして入試にのぞみましょう。

公立中高一貫校は1月中旬に第一次選抜、その1週間後に第二次選抜があります。その場で資料を分析する力や記述形式で答える力を求められる適性検査が特徴です。他にも作文や面接があったり、一部で英語の出題があったりします。また、小学校に作成を依頼する調査書の提出が必要です。

県立中は県内全域から受検できますが、さいたま市立、川口市立の中学校は市内、および周辺の区域に限定されます。第一次選抜の一部は複数校受検できますが、第二次選抜は同日のため1校のみ受検可能です。特色のある検査問題に加え受検機会が少なく高倍率となるため、適性検査の練習をしっかり行いましょう。

国立の埼玉大学教育学部付属中の入試日は2月1日です。試験科目は国語と算数、集団討論です。小学校からの報告書が必要で、受験区域はさいたま市、川口市、戸田市、蕨市です。(栄光ゼミナール入試情報センター責任者・藤田利通)

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