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自信を失いつつある小学1年の息子への対応は? 「気持ちに共感しながら助言を」 原坂一郎の子育て相談

産経ニュース / 2025年1月25日 16時0分

小学1年生の息子は元来外向的な性格で「ムードメーカー」と言われていました。それなのに2学期以降、その場にそぐわないことを言ってしまったり、それをきつい言い方で友達から批判されたりすることが続き、それがしんどく、自信も失っているようです。決まった友人がいないせいか、最近は学校に行くのも苦手になり、このままでは本人のよいところまでなくなってしまいそうで心配です。

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息子さんは今、周りの変化に戸惑っています。以前なら自分が何か言うとウケて「ムードメーカー」にまでなっていたのに、逆に批判されるようになったという変化です。「その場にそぐわないことを言う」とのことですが、周りの変化はそれが原因かもしれません。

小さな子供は思ったことを思ったまま口にすることが多いのですが、幼稚園や保育園ではそれで皆が笑う場合もあります。たしかに「ムードメーカー」に見えることもあるかもしれませんが、小学1年生にもなると、そういう発言が逆にムードを壊したり、その言葉で友達とトラブルになったりすることがあります。

学校内で起こったはずのことをあなたがよくご存じなのは、息子さんが話したからだと思います。なぜ話したかというと、あなたに助けてほしいからです。ならばよき助言者になってあげましょう。それには、息子さんを被害者のように見ず、現状を客観視しながらアドバイスするのがいいと思います。お子さんの気持ちに寄り添うことさえ忘れなければ、きっと分かってくれます。

息子さんの「よいところまでなくなってしまいそう」と心配されていますが、逆に「成長していく」と考えてみてはどうでしょう。今後の息子さんの変化にむしろ期待してみませんか。(こどもコンサルタント)

原坂一郎

はらさか・いちろう 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演活動を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士でもある。

子育てに関する悩みを「原坂一郎先生へ」と記してお寄せください。原坂先生が回答します。<メール>life@sankei.co.jp

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