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就活の早期化に対応 大学生・院生が現場社員の体験を聞く「アカリクゼミプレミアム」開催 

産経ニュース / 2024年10月4日 13時33分

新聞記者の仕事について語る水内茂幸次長(中)と高橋朝香記者(右)

大学院生を主な対象に、就活サイトなどの就職支援を行う「アカリク」(東京都渋谷区)のイベント「第17回アカリクゼミプレミアム 業界比較イベント ~体験型コンテンツで新たな魅力を発見しよう!~」が9月15日、同区道玄坂のGMO Yours・フクラスで開かれた。同イベントには、令和9・10年に就職予定の大学院生や大学院進学予定の学生らと、産経新聞社など7つの企業・組織が参加した。

「3省合意」でインターンシップに変化

まず、特別講座として、アカリク経営企画部企画推進チームの伊藤麻里チームリーダーが最近の就職戦線について解説した。就活は年々早期化しており、大きな要因として、インターンシップに関する方針を示した文部科学省、厚生労働省、経済産業省によるいわゆる「3省合意」が一昨年6月に改定されたことを指摘。インターンシップについて、従来の「企業を知ってもらう場」から、参加学生の情報を採用活動に活用していいということになり、「インターンシップが採用に直結しやすくなったことで、その時期に動いていなかった学生が参入するようになった」と語った。

企業ブースでは若手社員がPR

その後、GMOインターネットグループ▽アクセンチュア▽AGC▽産経新聞社▽パナソニックオートモーティブシステムズ▽富士通グループ▽内閣人事局―の参加企業・組織の各ブースに学生らが移動、トークセッションなどが行われた。

GMOインターネットグループのブースでは、現場で活躍する若手社員2人が自社について紹介。ドメイン、回線、サーバーなどビジネス活動にとって必要不可欠なインターネットインフラを商材として扱っていることから、「会社の経営基盤がしっかりしており、失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる」と強みをPRした。

新聞記者の仕事「読者に共感や勇気を」

産経新聞社のブースでは、メディア編成本部デジタル報道部の水内茂幸次長とサンケイスポーツ運動部の高橋朝香記者が登場。水内次長は、20年にわたる政治記者の仕事について解説しながら「まだ世の中が知らないことを自分が調べて伝えることができるなど、大変だがやりがいがある」と述べた。

パリ五輪期間中、現地で陸上、体操、卓球の取材を担当した高橋記者は、体操で金3つを含む4つのメダルを獲得した岡慎之助選手について、大会前に両親や小中の指導者、トレーナーらに取材した話を披露。「人となりやこれまでの苦労を記事に反映させることで、読者に共感や勇気を与えられる記事になればと心掛けている」と語った。

参加したシステム理工学専攻の男子大学院生は「自分が視野に入れていた以外の業種の話を聞くことができ、とても参考になった」と話していた。

今回のイベントについて、アカリクの山田諒社長は「就活が早期化する中、いきなり本番に突入していくというのも学生には酷な話」とした上で「早めの準備ができるよう、これからもさまざまな支援をしていきたい」としている。

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